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フィリップ・アイランド・サーキットで行なわれた第16戦オーストラリアGP。結果は今シーズンチャンピオンのDucati Marlboro Teamケーシー・ストーナーが完璧な走りで嬉しい嬉しいホームレースを優勝で飾りました。そして2位には同じくDucati Marlboro Teamのロリス・カピロッシが日本GPに引き続き安定感のある走りに加え、S字でロッシ、ペドロサを一気に抜き去る離れ業もやってのけて入賞を果たしました。ここに来て今年のDucatiの好調振りを再アピールするかのような1、2フィニッシュ。結果、日本GPで勝ち得たドライバーズチャンピオンのタイトルに引き続き、2007年 Moto GP コンストラクターズチャンピオンのタイトルをも手中に収める結果となりました。おめでとうございます!!!そして、予選2番手からスタートのFiat Yamaha Teamのバレンティーノ・ロッシは3位に入賞。自身のミスもあり引き離されたものの、今回もドゥカティマシンとブリジストンタイヤのレベルの違いを見せつけられる形となったロッシ。今彼は何を思っているのでしょうか… 完璧なレース運びで他を寄せ付けなかった新チャンピオンのケーシー・ストーナー。「チームにドライバーズチャンピオンのタイトルをもたらした後、ここで優勝できたのは最高の気分だよ。チャンピオンになってからの目標はこれだったからね。今日は全てが完璧で、最高な地元のファン達の前でドゥカティのマシンも非の付けどころがなかった。これからバレンシアまで何が起こるか…ここ最近は残念なレース結果が続いていたけど、再びチームに強さが戻ってきた。残り2つも勝ちにいきたいと思うよ」と、コメントしていました。ホームレースで初優勝を決めたストーナー。全てのタイトルも手中に収め、彼にとっては人生最高の年となっていることでしょう。これからもどんなレーサーへと成長していくのか見守っていきたいと思います。 ドゥカティチームにコンストラクターズチャンピオンのタイトルをもたらすことに大きく貢献したロリス・カピロッシのコメントです。「2位入賞という結果には満足しているよ。"まだまだ僕には勝ちたい"という意欲があるんだ"ということを再認識させられた。来年は再び優勝争いに加われるよう頑張りたいと思う。とにかく、ここでのドゥカティの素晴らしい仕事に感謝いたいよ」来季はSuzukiへの移籍が決定しているカピロッシ。ここ数戦、移籍前の置き土産としては最高の結果をプレゼントし続けています。まだまだ走ることが楽しい34歳の挑戦は続きます。 決して楽なレースではなかったと思われる今回のGPで3位入賞を見事果たしたバレンティーノ・ロッシは、「僕達は出来る限りのことをやったと思う。1周目のミスでコースアウトしてしまったのは大きなタイムロスに繋がってしまった。それがなければもう少しストーナーに付いて行けただろうけど…でもどうしようも無かったね。マシンはとても良かった。唯一の問題は数周後に前輪タイヤが滑り出したことかな。ポジティブなこととしてはペドロサを押さえられたこだね」と、コメントしていました。やはり彼の走りは観る者を引き付ける何かがありますね。少なくとも私はそう思います。先日はストーナーのマスコミへのコメントもあり、「新チャンピオンにちょっと嫉妬しているのかな?」と、思わされたロッシですが、今回のレース後には固い握手も交わし勝利を讃え、戦う者同士であっても守らなくてはいけない最低限のマナーがそこにはありました。最近日本で話題となっているボクシングファミリーにも見習っていただきたいものです。(笑) さて、これで残り2戦はみんなリラックスしてレースに集中できるのではないでしょうか?来年に繋げて行く上でも結果は大切になってくると思います。弾みをつけるためにもガチンコでトップ争いを演じていただきたいものです!!次回第17戦マレーシアGPは10月21日です。 オーストラリアGP 決勝結果 01.Casey Stoner (Aus) / Ducati Marlboro Team 41'12.244 02.Loris Capirossi (Ita) / Ducati Marlboro Team +6.763 03.Valentino Rossi (Ita) / Fiat Yamaha Team +10.038 04.Dani Pedrosa (Spa) / Repsol Honda Team +11.663 05.Alex Barros (Bra) / Pramac d'Antin +19.475 06.Randy de Puniet (Fra) / Kawasaki Racing Team +27.313 07.John Hopkins (Usa) / Rizla Suzuki MotoGP +29.243 08.Chris Vermeulen (Aus) / Rizla Suzuki MotoGP +34.833 09.Colin Edwards (Usa) / Fiat Yamaha Team +35.073 10.Marco Melandri (Ita) / Honda Gresini +36.971 11.Carlos Checa (Spa) / Honda LCR +37.721 12.Anthony West (Aus) / Kawasaki Racing Team +38.426 13.Shinya Nakano (Jap) / Konica Minolta Honda +47.430 14.Sylvain Guintoli (Fra) / Dunlop Yamaha Tech 3 +54.324 15.Toni Elias (Ita) / Honda Gresini +1'10.471 16.Makoto Tamada (Jap) / Dunlop Yamaha Tech 3 +1'12.904 17.Kurtis Roberts (Usa) / Team Roberts +1'13.020 Ret Nicky Hayden (Usa) / Repsol Honda Team 15 Laps Ret Chaz Davies (Aus) / Pramac d'Antin 15 Laps ドライバーズ チャンピオンシップ 01.Casey Stoner (Aus) 322 02.Valentino Rossi (Ita) 230 03.Dani Pedrosa (Spa) 201 04.John Hopkins (Usa) 165 05.Chris Vermeulen (Aus) 160 06.Marco Melandri (Ita) 154 07.Loris Capirossi (Ita) 150 08.Colin Edwards (Usa) 115 09.Nicky Hayden (Usa) 112 10.Alex Barros (Bra) 102 11.Toni Elias (Ita) 88 12.Randy de Puniet (Fra) 88 13.Alex Hofmann (Ger) 65 14.Carlos Checa (Spa) 59 15.Anthony West (Aus) 58 16.Sylvain Guintoli (Fra) 45 17.Shinya Nakano (Jap) 45 18. Makoto Tamada (Jap) 37 19. Kurtis Roberts (Usa) 10 20.Roger Lee Hayden (Usa) 6 21.Michel Fabrizio (Ita) 6 22.Fonsi Nieto (Spa) 5 23.OlivierJacque (FRA) 4 24.Kenny Roberts Jr (Usa) 4 25.Shinichi Ito (Jpn) 1 コンストラクターズ チャンピオンシップ 01.Ducati Marlboro Team 472 02.Fiat Yamaha Team 345 03.Rizla Suzuki MotoGP 325 04.Repsol Honda Team 313 05.Honda Gresini 248 06.Pramac d'Antin 168 07.Kawasaki Racing Team 155 08.Dunlop Yamaha Tech 3 82 09.Honda LCR 59 10.Konica Minolta Honda 45 11.Team Roberts 14 お気に召したらワンクリックお願いしまぁ~す!→人気blogランキング にほんブログ村 テクノラティ JAPAN
by motore2
| 2007-10-14 18:58
| MotoGP Australia
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