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今シーズン最終戦となる第18戦バレンシアGP。その決勝レースが行なわれ、Repsol Honda Teamのダニ・ペドロサが完璧な走りで見事、詰めかけた地元ファンの前でポール・トゥ・ウィンを達成!今季2度目となる優勝を果たしました。今回ばかりは新チャンピオンDucati Marlboro Teamのケーシー・ストーナーもなす術無く2位…そして3位にはRizla Suzuki MotoGPのジョン・ホプキンスが入賞を果たしています。ライダー部門のランキングでの2位が確実視されていたFiat Yamaha Teamのバレンティーノ・ロッシは昨日の予選での転倒により右腕を骨折。ドクターと話し合った結果、プロテクトを付けての強行出場を決断するも、11周目にマシントラブルであえなくリタイヤしてしまいました。これで優勝したダニ・ペドロサに2位のポジションを奪われ、今シーズンは総合ランキング3位で終了。タイヤ問題や脱税疑惑など散々な1年間となったロッシ…来シーズンは気持ち新たに復活してもらいたいと願います。 それでは、優勝を果たしたRepsol Honda Teamのダニ・ペドロサのコメントです。「ファンタスティックだったよ。こういうレースができるとは思っていなかった。最初はリズムを保ち続けることはできないと思っていたんだよ。でも、応援してくれている観衆を観てプッシュしたんだ。ポイントランキングで2位という結果には満足している。この調子が持続できることを祈っているよ」しかし、気合いを感じさせる素晴らしい走りでした。Hondaは終盤戦に入りかなり登り調子で良くなってきていましたが、この勢いで来シーズンは是非とも優勝争いに絡んで来てもらいたいですね。続いて2位のDucati Marlboro Teamケーシー・ストーナーのコメント。「ペドロサの結果を嬉しく思うよ。僕は地元ファンの前で優勝できて、彼もそれと同じ感覚を味わえたんだからね。これからは来年のシーズンに向けて準備していくつもりさ。今シーズンの結果を繰り返すためにもね」と、コメントしていました。さぁ、来年のストーナーはどんな走りをみせてくれるのでしょうか?とにかく、2007年の主役は間違いなく彼でした。素晴らしい結果、本当におめでとうございました!!そして3位に入賞を果たしたジョン・ホプキンスはSuzukiでの最後のレース。来季からはKawasakiへの移籍が決定しています。「スズキチームのみんなに最高の形でお礼を言うことができたと思う。これは僕に課せられた課題だったんだ。スズキは僕にMoto GPで走る機会を与えてくれた…感謝してもしきれないくらいさ。もう一度ありがとうと言いたい。最高にファンタスティックな5年間だったよ」気分を一新して、新しいチームでの活躍に期待したいものです。 最悪の結果でシーズンを終える形となったFiat Yamaha Teamのバレンティーノ・ロッシ。「これはお笑い話だよ。とても安心してレースに臨んでいた。1ポイント獲得すれば良かったんだからね。マシンも右腕の調子も良かった。今日のレースで走るため何本かの痛み止め注射をドクター・コスタにお願いしたんだ。しかし…今回もエンジンが壊れてしまった。最悪の状況だよ。玉田のYamahaマシンだって僕より速い走りをしていた。何を言ったらいいのか分からないよ。2位という結果は残したかった。しかしYamahaはそのチャンスを不意にしてしまった。誰かが何らかの動きを起こさないと2008年はとても悲しい状況になるだろうね。チームの日本人と話し合うつもりさ。僕はバレンティーノ・ロッシだ。遅く壊れるマシンを運転したくはない。ドゥカティには脱帽さ。でも、僕はただ日本人メカニックに少しでも速いマシンを作るための努力をして欲しいだけなんだ。今はこの怪我を直すために20日前後はかかるだろう…でも、その後はヘレスのテストに集中するよ」と、怒りを露にしてコメントしていました。彼の熱い思いがチームのやる気を奮い立たせ、新たに導入されるブリジストンタイヤでチャンピオン争いに復帰していただきましょう!!そして来シーズンを盛り上げてもらいたいものです。 バレンシアGP 決勝結果 01.Dani Pedrosa (Spa) / Repsol Honda Team 46'43.533 02.Casey Stoner (Aus) / Ducati Marlboro Team +5.447 03.John Hopkins (Usa) / Rizla Suzuki MotoGP +20.404 04.Marco Melandri (Ita) / Honda Gresini +24.827 05.Loris Capirossi (Ita) / Ducati Marlboro Team +25.804 06.Chris Vermeulen (Aus) / Rizla Suzuki MotoGP +25.862 07.Alex Barros (Bra) / Pramac d'Antin +29.470 08.Nicky Hayden (Usa) / Repsol Honda Team +30.333 09.Randy de Puniet (Fra) / Kawasaki Racing Team +30.895 10.Toni Elias (Spa) / Honda Gresini +31.030 11.Sylvain Guintoli (Fra) / Dunlop Yamaha Tech 3 +38.763 12.Carlos Checa (Spa) / Honda LCR +42.506 13.Colin Edwards (Usa) / Fiat Yamaha Team +46.572 14.Shinya Nakano (Jap) / Konica Minolta Honda +50.220 15.Makoto Tamada (Jap) / Dunlop Yamaha Tech 3 +56.879 16.Anthony West (Aus) / Kawasaki Racing Team 1'15.369 Ret Valentino Rossi (Ita) / Fiat Yamaha Team 11 Laps Ret Kurtis Roberts (Usa) / Team Roberts 20 Laps お気に召したらワンクリックお願いしまぁ~す!→人気blogランキング にほんブログ村 テクノラティ JAPAN
by motore2
| 2007-11-05 03:35
| MotoGP Valencia
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