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何と面白い展開になったのでしょう!これは誰も予想できなかったのですは…?かなり余裕を持ってワールドチャンピオンのタイトルを手にできたはずのMcLaren Mercedesルイス・ハミルトンが驚きの今季初エラーでリタイヤ!(ここでやってしまうとは…)タイトル争いは最終戦のブラジルGPに持ち越されました。上海インターナショナル・サーキットで行なわれた今回の第16戦中国グランプリは、ウェットコンディションで始まる微妙な幕明け。スタートを待っていたかのように開始直後から雨足が強くなり、その後次第にドライコンディションへと移り変わる難しい展開をみせたのですが、この戦いを制したのはFerrariのキミ・ライコーネンでした。2番手のポジションからスタートし、トップを走るハミルトンの後をミスのないドライビングでリズム良く追い続け、トップに立ってからも冷静な走りで見事チェッカーフラッグを受ける完璧なレース運び!これでドライバーズポイントをトータル100に延ばし、トップのハミルトンへ7ポイント差と詰め寄りました。そして2位にはMcLaren Mercedesのフェルナンド・アロンソが入賞を果たし、こちらもトータル103ポイントでトップに僅か4ポイント差…これで3名のドライバーがチャンピオン争いの可能性を秘め最終戦に挑む形となりました。3位にはFerrariのフェリッペ・マッサが入賞しています。 いったいあの冷静沈着なハミルトンに何が起こったのでしょう?頑固にもタイヤ交換を行なわなかった結果、レース中盤にはタイヤはダメージで悲惨な状態に…(何故チームはもっと早くに対処しなかったのか不思議…)31周目、右後輪タイヤに回避出来ないダメージが発生したためようやくピットインを決意。その時でした…ハミルトンは勢い余ってピットレーンからコースアウトしてしまう単純ミスを犯してしまったのでした!!必死でニュルブルクリンクのように助けを求めコース復帰を試みますが幸運の女神は微笑まず…そのままマシンを降りる結果に。リタイヤ後はチームBOXでメカニック達に「申し訳ない…」と、固い握手を交わしてまわった彼。いつもレースに同行している父親兼マネージャーのアンソニー・ハミルトンも息子の勇姿を確信していただけに、残念な表情を隠せない様子でした。次回ブラジルGPではとにかくアロンソの前でレースを終えればいいのですが、今回のレースと比べると安心感レベルは比でないことは確かです。今夜はきっと眠れない夜を過ごすんでしょうね…。そんなブルーな気分のハミルトンのコメントです。「今年初となるエラーをしてしまった。でも、ミスしないでレースに勝つことはできないよ。タイヤの状態は周回を増すごとに悪くなっていた。でも、後輪のタイヤがあそこまで擦り減っているとは、ミラーも汚れていたせいもあって把握できなかったんだ。ピットレーンに入ったときは氷の上を滑っているような感覚だった。もしBOX前まで戻れていたらストーリーは変わっていただろうね。ドライコンディションでもマシンは良いペースで走れていたから、こういった形でのリタイヤはファンタスティックな仕事をしてくれたチームに申し訳なく思う。ブラジルではタイトル獲得に向けて気持ち新たに挑みたいね」 これでチャンピオンへの可能性を繋げたライコーネン。いつもながらの冷静な走りが好結果へと結びつきました。「問題となったのはタイヤの選択だった。レース序盤は前輪タイヤが特にね。雨が振ってきた時は凄く心配したけど、出来る限りプッシュしようと心掛けたんだ。ピットストップを行なってからは徐々に挽回することに成功した。小雨の中でマシンは良いパフォーマンスをしてくれたよ。タイヤ交換のタイミングには注意を払っていた。全てが良い方向に運ぶよう完璧な計算をしてね。僕達はマシンセッティングに関しても良い仕事ができたと思う。こういったコンディションの中でもタイヤだけでは勝てないからね。ハミルトンを抜いてからはリスクを負いつつも強いプッシュをかけたんだ。湿ったコースでは危険なオーバーテイクは仕掛けられない。簡単なレースじゃなかったけど、全てが上手くいったよ。レース後半に入ってからはアロンソの動向にだけ注意して走っていたんだ。ブラジルでは何が起こるか分からないけど、とても興味深いレースになるだろうね。マシンがどんなパファーマンスをしてくれるかにかかっているよ。まぁ、予期せぬことだってあるかもしれないね…今日のレースみたいに」と、コメントしていました。今シーズンの前半を考えると恐ろしい追い上げをみせたライコーネン。やっぱりFerrariの目の付けどころは正しかったと言えます。頑張れぇ〜っ!!! 続いてチームメイトと激しい争いを演じるアロンソのコメント。「今日は運に恵まれたよ。この8ポイントは大きな助けになったよ。難しいレースだったけど自分のできることを最後までやり遂げた。ピットストップでマッサを抜いたのは大きな助けになったね。コースは油断ならない状態だった。ある部分は濡れていて、ある部分は乾いていて…。2位という結果はポジティブなものさ…難しい週末だったからね。4ポイント差をひっくり返すのは簡単じゃないだろうけど、ブラジルでは出来る限りの走りをしたいと思う。今は指をクロスさせるだけさ。(西洋では人差し指と中指をクロスさせるのが、願い事を叶えるおまじないのような意味があります)」口ではこう言っていますが、心の中では「やっりぃ〜!俺、結構いけるんちゃうん!!」と、思っているのでは…?(笑)そして3位に終わったマッサのコメント。「難しレースだったけど、とても興味深いものだった。余り運に恵まれたレースじゃなかった…ドライタイヤに履き替えた直後、再び雨が降り出したりしたからね。雨がやんで徐々に路面が乾き出してからはレースのペースを取り戻すことができた。でもその後、今度はグレイニングが発生して足を引っ張られてしまったんだ。だけど、こういった状況を考えると3位という結果はなかなか良かったんじゃないかと思うよ」最終戦ではこの人の働き振りも鍵となってきます。ホームレースとなりますからかなりの気合いで望むことは間違いなし!昨年に比べるとマクラーレンの優位性は落ちていると思われるので、これは激しいバトルが期待できそうです!! 今回のレースの中でハミルトンのリタイヤに続いて驚いたのはToro Rosso Ferrariの好調振りですね。ベッテルに関しては痛い痛いペナルティを受けたにも関わらず4位入賞を果たす激走振り!チームメイトのリウッツィも6位入賞を果たしていますから、フェラーリ製のこのエンジンの速さは折り紙付きだといえます。信頼性の面で問題の多いToro Rosso Ferrariのマシンは、上手く機能し、ドライバーのミスがなければかなりの結果を生み出すことができるんですね。来季は開発の遅れからヨーロッパラウンドまで現行マシンを使用する可能性が出てきたチームですが、可能性を大きく秘めていることに違いはないでしょう。それから、Hondaのジェンソン・バトンですが、レース後半の追い上げは素晴らしかった!!久し振りに彼本来のドライビングを見せてもらった気がします。来年はきっと素晴らしいマシンを仕上げてくるであろうHonda…現時点では明日に繋がるレースをするのが一番重要と思われます。辛抱、辛抱のシーズンですがこの調子で最終戦を良い形で締めくくってもらいたいものです。バリチェロにとっては母国レースでもありますしね!全ては来年のために… 今回のグランプリは個人的にかなり楽しめました。ウェットコンディションからスタートして天候は回復。タイヤ交換のタイミングなどで順位が目まぐるしく入れ替わる展開。コースのレイアウト上、オーバーテイクも多くみられてお腹いっぱいといった感じです。そして、このワールドチャンピオン争いの展開…最終戦までもつれ込んだのは久し振りではないでしょうか?ふと、日本GP直後のアロンソのコメントを思い出してしまいました。「戦いを続けるためには、ハミルトンがリタイヤするという奇跡が必要だ」まさにその通りになっちゃいました!昨日は再びチーム批判をして憎まれ役を演じ続けている彼ですが、勝利への執念には恐ろしいものを感じます。これが2年連続ワールドチャンピオンのタイトルを手にした男なんですね。今回の結果で両者のポイント差は僅か4ポイント。背後にはFerrariのライコーネンも控えていますし、これは最終戦ブラジルGPは見応え十分だと思います。できればブラジルに生観戦に行きたい気分!世界中のF1ファンが注目するアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェでの戦いの火蓋は2週間後、10月21日に切って落とされます!!! 中国GP 決勝結果 01. Kimi Raikkonen / Ferrari 1h37:58.395 02. Fernando Alonso / McLaren Mercedes +0:09.820 03. Felipe Massa / Ferrari+0:12.830 04. Sebastian Vettel / Toro Rosso Ferrari +0:53.540 05. Jenson Button / Honda +1:08.650 06. Vitantonio Liuzzi / Toro Rosso Ferrari+1:13.660 07. Nick Heidfeld / BMW Sauber +1:14.270 08. David Coulthard / Red Bull Renault +1:20.780 09. Heikki Kovalainen / Renault+1:21.190 10. Mark Webber / Red Bull Renault +1:24.660 11. Giancarlo Fisichella / Renault +1:26.660 12. Alex Wurz / Williams Toyota +1 Lap 13. Jarno Trulli / Toyota +1 Lap 14. Rubens Barrichello / Honda +1 Laps 15. Takuma Sato / Super Aguri Honda +1 Laps 16. Nico Rosberg / Williams Toyota +2 Laps 17. Sakon Yamamoto / Spyker Ferrari +3 Laps Ret Robert Kubica / BMW Sauber 33 Laps Ret Lewis Hamilton / McLaren Mercedes 30 Laps Ret Ralf Schumacher / Toyota 25 Laps Ret Adrian Sutil / Spyker Ferrari 24 Laps Ret Anthony Davidson / Super Aguri Honda 11 Lap ドライバーズ チャンピオンシップ 01. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes 107 02. Fernando Alonso / McLaren Mercedes 103 03. Kimi Raikkonen / Ferrari 100 04. Felipe Massa / Ferrari 86 05. Nick Heidfeld / BMW Sauber 58 06. Robert Kubica / BMW Sauber 35 07. Heikki Kovalainen / Renault 30 08. Giancarlo Fisichella / Renault 21 09. Nico Rosberg / Williams Toyota 15 10. David Coulthard / Red Bull Renault 14 11. Alex Wurz / Williams Toyota 13 12. Mark Webber / Red Bull Renault 10 13. Jarno Trulli / Toyota 7 14. Sebastian Vettel / Toro Rosso Ferrari 6 15. Jenson Button / Honda 6 16. Ralf Schumacher / Toyota 5 17. Takuma Sato / Super Aguri Honda 4 18. Vitantonio Liuzzi / Toro Rosso Ferrari 3 19. Adrian Sutil / Spyker Ferrari 1 コンストラクターズ チャンピオンシップ 01. Ferrari 186 02. BMW 94 03. Renault 51 04. Williams 28 05. Red Bull 24 06. Toyota 12 07. Toro Rosso 8 08. Honda 6 09. Super Aguri 4 10. Spyker 1 お気に召したらワンクリックお願いしまぁ~す!→人気blogランキング にほんブログ村 テクノラティ JAPAN
by motore2
| 2007-10-07 17:29
| F1GP Cina
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