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まさかまさかの大雨で大波乱の展開となった第15戦日本GP。30年振りにF1復活で注目の集まった富士スピードウェイでのレースでしたが、悪天候で観戦するにも視界が悪く、残念ながら余り良い印象的は与えられなかったようです。気温17度、湿度22度のウェットコンディションの中、レースは異例のセーフティカーの先導でスタートすることとなりました。20周後にようやくレースが再開されたのですが、ウェットレースではつきもののコースアウトやクラッシュするマシンが続出。セーフティカーも導入される中、この難しいレースを制したのはこの男、マクラーレンのルイス・ハミルトンでした!チームメイトのアロンソがミスで17戦振りとなるクラッシュ&リタイヤする中、高い集中力で知られる彼のドライビングは今回のようなコンディションでも大きな力を発揮し、ミスも最小限に押さえる見事な走り!今季4勝目でドライバーズポイントを107とし2位アロンソとの差を12ポイントに広げ、ワールドチャンピオン獲得に向け大きく弾みを付けました。そして、2位には今季初の表彰台となるRenaultのヘイッキ・コバライネンが、3位にはFerrariのキミ・ライコーネンが入賞を果たしています。 しかし、今回のフェラーリのミスには愕然とさせられました。全マシンにエクストリームウェザータイヤの装着が義務づけられている中、このルールを把握していなかったFerrariだけが通常のウェットタイヤを装着して出走。当然、交換を余儀なくされ、3番手、4番手から20番手、21番手にまでポジションを落としてしまいました。さらにフェリッペ・マッサに関しては、ピットレーンのドライブスルーペナルティーまで受ける始末…これらのミスさえなければレースの展開は違ったものになっていたかもしれません。それでなくても難しい状況なのに、こんなミスをしているようでは勝てるものも勝てませんね。まぁ、それでもマシンパフォーマンスと優秀なドライビングテクニックで3位、6位でレースを終えるところはさすがですが… それでは、大波乱のレースを制したルイス・ハミルトンのコメントです。「このレールで優勝できて本当に嬉しいよ。何度かレースを中止したほうがいいんじゃないかと思ったこともあったけど、雨足が弱まってからは少しコンディションが良くなったね。もし必要であればレースペースをもった上げることもできたけど、リスクは避けたかったんだ。クビサと接触したときは運が良かったよ。何も大きなトラブルは無かったからね。全く見ていなかったからインパクトが来たときにはビックリして、その後大きくスピンしたんだけど、何とか再出発することができて良かったよ。僕の人生の中で一番長いレースになった。セーフティーカーが何度も導入され、天候は最悪…でもこの勝利には晴れ晴れしい気分だね。アロンソが僕の後方に付けていたときはそんなに大きなプレッシャーを感じなかった。とにかく雨のコンディションの中ではドライビングし辛くて、とにかく冷静さを保つことに集中していたんだ。今回優勝したことで多くの事が頭をよぎったよ。セナやプロストがこのチームで成し遂げた大きな業績…今、自分もそれをやろうとしてるんだってね。信じられない仕事量をこなしてきてくれたチーム、そして、常に自分をサポートし続けてくれた家族に感謝したい。とても難しい1年だった。次回中国GPではワールドチャンピオンになれる可能性があるけど、それは余り考えたくないね。今はとにかくレースに向けて集中力を高めるだけさ!」やっぱりこの人はワールドチャンピオンになる器だわ…と、思ってしまいました。ここで昨日、イギリスの新聞社のインタビューに対して面白いコメントをしていたので紹介しておきます。質問は、「来シーズンもチームメイトとしてアロンソと組みたいですか?」というものでした。これに対しハミルトンは、「イヤだね。でも、チームが彼を望むんなら別に構わないけど。このチームは居心地がとてもいいし、自分が居るに相応しい場所だと思っている。他のチームに移る意味なんてないよ。でも、できればフェルナンドがフェラーリ、そして僕がマクラーレンで戦ってみたいね」と、答えていました。う〜ん、確かにそれも面白いかも… 一方、これで3季連続ワールドチャンピオンが遠のいてしまったフェルナンド・アロンソは状況を冷静に把握。「僕のワールチャンピオン争いはとても、とても厳しい状況になってしまった。戦いを続けるためには、ハミルトンがリタイヤするという奇跡が必要だね。残り2戦、それぞれで6ポイント得るのはとても難しいけど、とにかく全力で戦うだけさ。でもプレッシャーは軽減されると思うよ。だって奇跡が起こることだけを信じて走ればいいんだから…今までよりはリラックスして走れると思う」ある意味、開き直りが必要ですね。しかし、今シーズンを振り返ってみてもハミルトンのリタイヤは期待薄でしょう。また、残り2戦、どちらも5位、6位でレースを終えるとも思えません… 必死の追い上げで3位でレースを終えたキミ・ライコーネン。「コース上の視界はほとんどゼロに等しい状態だった。一番難しかったのは、どこに他のドライバーがいて、どういった行動をとるか把握することだったよ。僕のレースは3周目のピットストップで全て台無しになった。最後尾に付いてからは、なんとかポジションアップすることに集中した。結果3位で終われたというのは決して悪くないよ。難しい状況の中、幾つものオーバーテイクを行なった。マシンは恐らくドライコンディションに適したセッティングだったと思うけど、ウェットでも速さはあったんだ。これでチャンピオン争いは難しくなったけど、今まで通り、最後の最後まで全力で戦っていくよ」と、コメントしていました。ホント、タイヤのトラブルは残念でした。あれがなければ…まぁ、考えても仕方ないですけど。ジャン・トッドの話では、エクストリームウェザータイヤ装着の連絡は、レースが開始されてから伝えられたとか…。スチュワードからステファノ・ドメニカーニに送信されたE-mailもチェックされましたが、どうやらコミュニケーションに問題があったようです。大事なレースなんだから、そういうのはちゃんとしてもらわないとねぇ〜。しかし、最後の最後に繰り広げられたマッサとクビサの6位争いは凄かった。やっぱりああいうレースが見たいですね!! 期待していた日本人ドライバー&ホームレースとなるHonda&Toyota&Super Aguriの活躍ですが、「雨だからもしかして…」と、期待はしていたのですが奇跡はおきませんでした。でも山本左近選手は今季最高の12位でフィニッシュ。佐藤琢磨選手も15位完走と頑張ってくれました。Hondaの2台もポイント圏内は逃したものの今後に繋がるレースになったと思います。今後の活躍に期待しましょう!! 個人的な印象としては、富士スピードウェイでのF1は微妙…。やはり鈴鹿のあの個性的なレイアウトだからこそ得られるレースの面白みが欠けているように思いました。まぁ、今回のようなコンディションでは正しい判断はできませんが…来年も開催が決定しているということで、天候に恵まれることに期待しましょう!このハードな週末を雨と寒さに耐え忍びサーキットで過ごされた皆様、お疲れ様でした。次回は1週間後、上海インターナショナル・サーキットで行なわれる中国GPです。ハミルトンのワールドチャンピオンが決定してしまうのか?それとも、予想を越えるレース展開となるのか?楽しみです!!! 日本GP 決勝結果 01. Lewis Hamilton / McLaren Mercedes 2h00:34.579 02. Heikki Kovalainen / Renault +0:08.377 03. Kimi Raikkonen / Ferrari +0:09.478 04. David Coulthard / Red Bull Renault +0:20.297 05. Giancarlo Fisichella / Renault +0:38.864 06. Felipe Massa / Ferrari +0:49.042 07. Robert Kubica / BMW Sauber +0:49.285 08. Adrian Sutil / Spyker Ferrari +1:00.129 09. Vitantonio Liuzzi / Toro Rosso Ferrari +1:20.622 10. Rubens Barrichello / Honda +1:28.342 11. Jenson Button / Honda +1 Lap 12. Sakon Yamamoto / Spyker Ferrari +1 Lap 13. Jarno Trulli / Toyota +1 Lap 14. Nick Heidfeld / BMW Sauber +2 Laps 15. Takuma Sato / Super Aguri Honda +2 Laps Ret Ralf Schumacher / Toyota 55 Lap Ret Anthony Davidson / Super Aguri Honda 54 Lap Ret Nico Rosberg / Williams Toyota 49 Laps Ret Sebastian Vettel / Toro Rosso Ferrari 46 Laps Ret Mark Webber / Red Bull Renault 45 Laps Ret Fernando Alonso / McLaren Mercedes 41 Laps Ret Alex Wurz / Williams Toyota 19 Laps ドライバーズ チャンピオンシップ 01.Lewis Hamilton / McLaren Mercedes 107 02.Fernando Alonso / McLaren Mercedes 95 03.Kimi Raikkonen / Ferrari 90 04.Felipe Massa / Ferrari 80 05.Nick Heidfeld / BMW Sauber 56 06.Robert Kubica / BMW Sauber 35 07.Heikki Kovalainen / Renault 30 08.Giancarlo Fisichella / Renault 21 09.Nico Rosberg / Williams Toyota 15 10.Alex Wurz / Williams Toyota 13 11.David Coulthard / Red Bull Renault 13 12.Mark Webber / Red Bull Renault 10 13.Jarno Trulli / Toyota 7 14.Ralf Schumacher / Toyota 5 15.Takuma Sato / Super Aguri Honda 4 16.Jenson Button / Honda 2 17.Sebastian Vettel / Toro Rosso Ferrari 1 18.Adrian Sutil / Spyker Ferrari 1 コンストラクターズ チャンピオンシップ 01.Ferrari 170 02.BMW Sauber 92 03.Renault 51 04.Williams 28 05.Red Bull 23 06.Toyota 12 07.Super Aguri 4 08.Honda 2 09.Spyker 1 お気に召したらワンクリックお願いしまぁ~す!→人気blogランキング にほんブログ村 テクノラティ JAPAN
by motore2
| 2007-09-30 21:20
| F1GP Giappone
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